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山形市の古着店が10周年 コロナ禍で飲食店の応援プロジェクトも

10周年記念Tシャツを着る「サニーコレクション」の渋谷知喜さん

10周年記念Tシャツを着る「サニーコレクション」の渋谷知喜さん

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 県道49号西バイパス沿いに店を構える古着店「Sunny Collection(サニーコレクション)」(山形市西田2、TEL 023-673-0337)が7月12日、10周年を迎えた。

「サニーコレクション」の店内

 グラフィックデザイナーの経験を持つ渋谷知喜さんが2010(平成22)年にオンラインで古着の販売をスタート。アメリカのビンテージ古着を中心に取り扱い、2012(平成24)年5月に現在の店舗を構えた。渋谷さんは「古着店で働いたことをきっかけに、その魅力に気が付き自分の店をオープンした。県内だけでなく、県外の古着好きの方も来てくださる」と話す。

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 衣類工場などで使われている布地専用のインクジェットプリンター「ガーメントプリンター」で印刷した店オリジナルデザインのTシャツなども販売する。渋谷さんは「オリジナルの服を作りたいという方から相談を受けることも多い。版がいらないため小ロットのTシャツ印刷も比較的安価にできる」と説明する。

 2015(平成27)年9月には店舗内にカフェバー「Sunnyside Cafe(サニーサイドカフェ)」もオープンした。アルコール類やコーヒー、おつまみ、ナポリタンなどの軽食を提供している。「一人でも気軽に立ち寄れる店を目指している。世代を問わず人が集まり、お客さん同士の交流の場にもなっている」と渋谷さん。

 今年4月から7月まで、新型コロナウイルスの影響で営業を自粛した飲食店などを対象に「Stand together project」を行った。店舗からの依頼によりTシャツを無料で製作し、通販サイトで販売。売り上げの一部を店舗に還元した。Tシャツの購入者は、着用して来店すると特典を受けられる仕組みにし、営業再開後の各店の集客にもつなげた。

 「コロナ禍ですぐに集客を呼びかけられない店舗の力になりたいと思い始めた。東京や北海道などの県外の店舗も含め、約40店舗が参加した。注文してくださったお客さんから応援のメッセージをいただくこともあり励みになった」と振り返る。

 今後は高校生に向けた新たなプロジェクトを検討中という。「コロナの影響で悔しい思いをしている高校生が、後々、良い思い出としても振り返ってもらえるような企画ができれば」と渋谷さん。「オープンしてからの10年はあっという間だった。今後も時代のニーズを見極めながら展開していきたい」と話す。

 現在は新型コロナウイルス感染対策のため変則営業中。古着店は平日=完全予約制、土曜・日曜=12時~16時、17時~19時。カフェは17時~21時30分(ラストオーダー)で、木曜・金曜・土曜のみ営業。

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