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山形県立図書館の宅配サービス 職員メッセージ添え送付

職員による手書きのメッセージ

職員による手書きのメッセージ

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新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月28日から臨時休館中の山形県立図書館(山形市緑町1)で、図書宅配サービスの利用件数が大幅に増加している。

 同サービスは、利用者からの要望を受け2010(平成22)年から行われている取り組み。同館ホームページの蔵書検索から利用したい図書を探し、申し込みフォームや郵送、ファクスで申請する(電話は不可)。

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 利用できるのは、県内在住の同館利用登録者で、冊数は10冊まで。貸し出し期間は発送した日の翌日から3週間以内となる。図書は着払いで発送され、宅配料金は利用者が負担する。返却は宅配便での返送のほか同館外に設置されたブックポストに投函。宅配料金は10キログラムまで=385円、20キログラムまで=440円。

 臨時休館に伴い同サービスの利用件数が急増。昨年度は1年間で5件(内2件は臨時休館後)の利用件数だったが、今年度は4月23日までで延べ97件の申請があり566冊の貸し出しを行った。昨年度までは毎週水曜に発送を行っていたが、臨時休館中は申請を受けた後2~3日以内に発送をしている。

 担当者は「少しでも早く利用者の方に届けたいと思い、随時発送している。中にはすでに複数回利用している方もいる。申請のある図書のジャンルはさまざまだが、絵本を借りる方も多い」と話す。

 送付する図書には職員による手書きのメッセージを添えている。担当者は「臨時休館後、利用者の方とのコミュニケーションがなくなったので始めた。外出を自粛している方も多いので、少しでも心が安らぐきっかけになれば。今後もできる範囲でやっていきたい」と話す。

 同館は今年2月1日にリニューアルオープンしたばかり。図書エリアを1.4倍に拡充し、以前よりも4万冊多い22万冊の開架図書をそろえている。当初、4月21日からはこどもの読書週間企画展「明日へ、夢へ、出発進行!」を予定していた。担当者は「企画展で紹介する予定だった図書はホームページにも掲載している。宅配サービスを利用する際に参考にしていただきたい」と話す。

 ゴールデンウイーク期間は、29日までに申請された図書を30日に発送した後は、5月6日まで発送業務は休業する予定。担当者は「宅配サービスを通して、自宅で過ごす時間が楽しくなる一助となればうれしい。図書館が再開したら、ぜひ遊びに来てほしい」と話す。

 宅配サービスについての詳細はホームページに掲載している。問い合わせは同館(TEL 023-631-2523)まで。

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