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山形・寒河江の果樹園が学童などにリンゴ提供 新型コロナの影響受け

中川顕太朗さんと由貴さん

中川顕太朗さんと由貴さん

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 「中川果樹園」(寒河江市六供町1、TEL 0237-84-4124)が3月3日、全国の保育園、幼稚園、学童保育を対象に「雪室りんご」を提供する「ワクワクりんごプロジェクト」を行うことを発表した。

中川果樹園の「雪室りんご」(画像提供:中川果樹園)

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 サクランボやラ・フランス、リンゴの栽培を家族で手掛ける同果樹園。11代目の中川顕太朗さんは「当園は新型コロナウイルスの影響は今のところ少ないが、テレビやインターネットでは暗いニュースばかりを見る。子どもが笑顔になることで、その笑顔の輪が広がるのではないかと思いリンゴの提供を決めた」と経緯を話す。

 提供するのは11月下旬~12月上旬に収穫し、0~2度の室温と95%以上の湿度が保たれた雪室で保管した「雪室りんご」。保育園、幼稚園、学童保育を対象に申し込みを受け付け、10キログラム(46~50個程度)の提供を予定している(申し込み多数の場合は5キログラムになる場合あり)。送料は申し込み側の負担となる。

 申し込み条件は「提供後、リンゴを食べている子どもたちの写真を送ってくれる方」。中川さんは「長年、リンゴの栽培をしているがお客さまが食べているところを見る機会が少ない。自分たちの励みにもなるので、写真の送付を申し込み条件に入れさせていただいた。小さな果樹園だが、少しでもたくさんの方が元気になるきっかけになればうれしい」と話す。

 申し込みは3月7日まで。先着順で無くなり次第締め切る。発送予定は3月9日~13日。送料などの詳細はホームページで確認できる。問い合わせは中川果樹園まで。

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