山形市の霞城セントラル(山形市城南町1)で2月22日、「やまがた市民活動まつり」が開催され、多くの市民が足を運んだ。
山形市内で活動しているNPOや市民活動団体が、日頃の活動の成果を報告する場として2009年に始まった同イベント。7回目を迎えた今回は40団体が参加し、多くの市民が各活動PRブースの発表に耳を傾けていた。各ブースを巡ってスタンプを集めるスタンプラリーも開催され、スタンプを5個集めた人に抽選で各団体から提供された景品が贈られた。
ステージでは日本ダウン症協会山形県支部ダンスパフォーマンスJDSの元気いっぱいのダンスや、山形落語愛好協会による寄席などのステージ発表も行われた。若者と政治を結ぶ活動をしている、NPO法人ドットジェイピー代表の山形大学4年山田拓さんは「私たちは議員インターンシップという活動を通して、若者と政治をつなぐ架け橋となれるよう日々活動している。市民の皆さんに広く知っていただくためにも、このイベントに参加できてよかった」と振り返った。夫婦で訪れた加藤秀幸さんは「市民にとってこのようなイベントはとても良いことだと思う。元気をもらえた」と話した。
同イベントの主催、山形市市民活動支援センター連絡協議会会長の池田こずえさんは「今日は大勢の方に来ていただけてうれしい。今までは市民の皆さんにそれぞれの活動を知っていただくことが目標だった。今後は市民の皆さんと一緒に考え楽しむイベントにしていきたい」と語った。