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戦争の悲惨さを劇で訴え 市民劇団「山形平和劇場」が公演

昨年の公演の様子

昨年の公演の様子

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市民劇団「山形平和劇場」が7月27日、太平洋戦争中から昭和後期の山形を舞台にした劇「早春の賦物語」を上演する。

稽古の様子

 同劇団は、山形市平和都市宣言事業の一環で毎年行われ、公募により集められた市民を中心に構成される。1984(昭和59)年に同宣言が採択されたのを機に、2年後の1986(昭和61)年にスタートした事業で、第9回まではプロの劇団を招致して公演を行っていたが、第10回からは市民を中心とした活動にシフトした。今年で第34回を迎える。

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 今回上演される「早春の賦物語」は、太平洋戦争中に「愛国教師」として生徒や自分の夫を喜々として戦場に送り込んだ一人の女性の人生を軸に、戦争の悲惨さを訴えた作品。2008(平成20)年の第23回に初演された内容に、新たな視点を加えた再演となる。山形詩人会議同人の齋藤範雄さんの作品で、作中には山形市内の実際の地名や、駅、名所が登場する。

 今年は公募で集まった市民18人や賛助出演の山形センター合唱団らが舞台に立つ。5月から週2回のペースで稽古を重ねてきた。実行委員長の阿部満さんは、「日常では頭から離れがちな、反戦について改めて考える機会にしてほしい」と話す。

 山形市民会館(山形市香澄町2)大ホールで開演は14時~、19時~の2回公演。入場無料。問い合わせは実行委員会(TEL 023-642-3121)まで。

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