「鶴岡 Powered by PechaKucha」が6月29日、まちづくりスタジオ鶴岡Dada(鶴岡市本町1)で開催された。
「PechaKucha(ペチャクチャ)」とは、登壇者が20ページのスライドを使い、1ページ当たり20秒、合計400秒でプレゼンテーションを行うイベント。2003(平成15)年に東京でスタートし、これまでに全世界1000都市以上で開催されている。
鶴岡市での開催は3回目。今回のプレゼンテーションのテーマは「夏のアクティビティー」で、5人が登壇し参加者30人が公開プレゼンテーションを楽しんだ。
登壇者は、自転車やランニング、登山の魅力を語った佐藤拓哉さん、認知症の人やその家族、支援者らがタスキリレーをつなぐイベント「RUN伴」を紹介した小柳朋之さん、趣味のドローンによる撮影のエピソードを披露した三原一郎さん、鶴岡に移住し4年目の西直人さんら4人と、特別ゲストの湯野浜温泉「竹屋ホテル」の佐藤航さん。
西さんは、鶴岡をフィールドに自身が開いている子ども向けのワークショップなどを例に挙げ、「鶴岡は自然が豊か。毎日の暮らし自体がアクティビティーにあふれていると思う」と話した。
イベントを主催したまちづくりスタジオ鶴岡Dadaを運営する、鶴岡銀座商店街振興組合の阿部直人理事長は、「登壇者や参加者同士、日常では知り合うことが少ないさまざまな職種や趣味の人たちが集まるので、交流の場になっている。仕事や生活の、新たな発想のきっかけにしてほしい」と話す。
次回のまちづくりスタジオ鶴岡Dadaでの開催は11月を予定している。