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山形に自家焙煎コーヒー豆の自動販売機 地元コーヒー豆店、鮮度にこだわり

コーヒー豆の自動販売機

コーヒー豆の自動販売機

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自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を販売するオーロラコーヒー(山形市青田4)が自動販売機でコーヒー豆の販売を始めた。

自動販売機で販売されるパッケージ

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同店は、店主の大杉佳弘さんが仕入れたコーヒー豆を丁寧に自家焙煎し販売している。むらなくしっかり焙煎するために、店の営業は12時から、午前中いっぱいは豆の焙煎に時間を割く。開業して5年目になる今も、そのスケジュールは変えずに営業している。

「どうしても店舗の営業時間が短くなってしまい、お客さまに不便をかけてしまうことも。営業時間を増やすのは難しく、いろいろな販売方法を考える中で自動販売機での販売を考えた」と、自動販売機導入の経緯を説明する。数年前から構想し、外に置けることや、鮮度を保て、商品の出し入れがしやすいことなど、条件をクリアする自動販売機をようやく見つけた。

販売するコーヒーは、大杉さんの豆の鮮度に対するこだわりから、基本は豆のまま販売。焙煎間もない豆を入れ、2日売れない場合は下げるという。粉での販売もするが、日曜、臨時休業日、長期休みの初日のみで、一日程度で売り切れる量の販売を心掛けている。

販売は100グラムと200グラム、合わせて8種類のコーヒー豆。メニューは日替わりで、浅いりから深いりまでバランスよくそろえられている。

 大杉さんは自動販売機について、「いろいろ問題も出てくるかもしれない。でも『彼』は文句も言わずコーヒー豆販売に全力。温かい目で見守っていただけたらうれしいです」と、自販機に愛着を込め話す。

 店舗の営業時間は12時~18時。日曜・月曜定休。深夜・早朝は住宅地のため「近隣に迷惑にならぬようお静かに購入を」と呼び掛ける。

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