果樹園のリンゴリらっぱ(新庄市昭和、TEL 0233-29-8900)で12月15日、オリジナルシードルの販売を記念した収穫感謝祭が行われる。
同園は1927(明治2)年創業の「荒井りんごや」が前身の果樹園。有機農法で20種類以上のリンゴを栽培し、通信販売やマルシェイベント、直営店などで販売している。おととしより、タケダワイナリー(上山市四ツ谷2)に醸造を委託しシードルの製造に着手。昨年販売を開始した。
同イベントは、2017年に収穫されたリンゴで仕込んだ「リンゴリらっぱシードル2017」の販売を記念して行われる。同園の遠藤拓人さんは「シードルは、10数種類のリンゴをブレンドして作っている。食事に合うように辛口に仕上げている。スッキリしていて飲み口が良い」と話す。
当日は、リンゴリらっぱシードル2017(2,500円)や全5種類のオリジナルリンゴジュースを販売。シードルはグラス(400円)でも提供される予定だ。同市内のパン店「げたぱん」が作るアップルパイ(20個限定)や今回初お披露目となる同園オリジナルグラスも販売される。
遠藤さんは「グラスでのシードルの提供は当日のみ。今年の出来をぜひ試してほしい。贈答用のセットもある。気軽にお越しいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は12時~16時。入場無料。