6月10日に山形国際ホテル(山形市香澄町3)と山形座 瀧波(南陽市赤湯3005)で、全国6号酵母サミットが開催される。
現在、最古の清酒酵母である「6号酵母」は、1930(昭和5)年に秋田の酒蔵「新政酒造」で発見された。全国6号酵母サミット実行委員会の熊谷太郎さんは「6号酵母で仕込んだ日本酒は、香りが穏やかで、和食、洋食、中華料理、どんな料理にも合う」と魅力を語る。同イベントは2016年からスタートし、今年で3回目。
イベントは、新政酒造の佐藤祐輔さんによる講演会や蔵元とのトークディスカッションを行う第1部、全国から集まった6号酵母酒とコース料理を楽しめる第2部、参加蔵元を交えての懇親会が行われる第3部の3部構成。第2部では、6号酵母で仕込んだワインがお披露目される予定だ。
熊谷さんは「今回は山形の9蔵を含む18蔵が参加。第2部では、音楽や映像にもこだわり会場の雰囲気とともに日本酒を楽しんでほしい。日本酒の概念が変わるイベントだと思う。ぜひ、たくさんの方にお越しいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間、前売り券価格は、第1部=13時~15時・2,000円、第2部=16時~19時30分・1万円、第3部=21時~23時・宿泊費を含め2万円~2万7,000円。第3部は、山形座 瀧波の宿泊者限定で、第3部のみの参加は不可。
前売り券は、第1部と第2部はイープラスで、第3部は山形座 瀧波で販売中。問い合わせは、「LaJomon(らじょうもん)」(TEL 023-666-8977)まで。