山形出身のレゲエシンガー「HAWKER9(ホーカーナイン)」が12月25日、セカンドシングル「君は。。。」をリリースした。
昨年末、iTunesレゲエ・チャートで1位を獲得したデビューシングル「負けたくない」から1年ぶりとなる同曲は、自身初となるラブソング。
「HAWKER9」こと酒井崇弘さんは、高校時代に学園祭で企画したレゲエライブが地元の音楽関係者の目に止まったことがきっかけでシンガーとして活動するようになった。酒井さんは「強いメッセージが込められたストレートな歌詞やリズムに合わせて韻律を守る言葉遊びや歌い回しに魅了され、レゲエの世界にのめり込んだ」と振り返る。
2014年12月には初ステージを迎え、共演した大阪のレゲエサウンドHACNAMATADAに歌唱力が評価され、プロデュースを受けながら楽曲制作を開始することに。今年2月にはレゲエ発祥の地であるジャマイカに1カ月間滞在し腕を磨いた。現在は東北工業大学に通いながら、山形を拠点に東京・大阪など毎週末全国のイベントに参加している。
新曲について酒井さんは「飾らないまっすぐな愛情表現と、交差する未来への漠然とした不安が込められた等身大のラブソング。今の自分にしか書けない感情を切り取った。レゲエが好きな人も今まで触れたことのない人も聴きやすい曲に仕上がっているので、若い人はもちろん、大人の人も昔を懐かしんで聞いてもらえたら」と話す。「HAWKER9の楽曲に出合うことでレゲエを知り、音楽の世界が広がるきっかけになれば」とも。
HAWKER9、セカンドシングル「君は。。。」は、iTunes、レゲエZION他各配信サイトで配信される。