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山形「大山製菓」が正月用「初あめ」販売へ 5000袋に1個、当たればアメ1年分

アメ職人の鈴木健太郎さんとハートの初あめ

アメ職人の鈴木健太郎さんとハートの初あめ

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 山形県内唯一のアメ製造会社「大山製菓」(山形市北山形2)で現在、新春の風物詩「初あめ」の製造がピークを迎えている。

山形の新春の風物詩「初あめ」

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 大みそかの神社や、年明けに県内各所で開催される初市、年末年始の露店など、山形県内の新春イベントに必ず並ぶ初あめは、同社が製造を手掛けている。

 鈴木健太郎総務部長によると、今年県内で販売される約4万袋の初あめの中に、ピンクのハートの初あめを8粒入れたという。当たる確率は5000袋分の1。

 鈴木さんは「これまで過去5年間、ハートの初あめを遊び心で1粒入れてきたが、公式に発表しなかったこともあり、誰からも問い合わせがきたことがない。今年はより多くの方に福が訪れるよう、少し確率を上げ8粒に増やした」と話す。

 ハート型のアメは鈴木さんが一つ一つ手作りしたもの。「当てた人は当社に連絡してくれれば、大山製菓のアメ3,000円分の詰め合わせをプレゼントする。約1年分くらいのアメの量になるのでは」と鈴木さん。

 県内で3人しかいないというアメ職人と、6人の従業員が総出で取り組む初あめの製造は12月上旬から始まり、山形市の初市の前日、1月9日まで休みなく続く。 

 鈴木さんは「あめ職人が手作りで作った初あめを、ぜひ手に取ってほしい。今年は誰かにハートの初あめを見つけてほしい」と笑顔を見せる。

 初あめに関する問い合わせは同社(TEL 023-646-5545)まで。

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