山形電波高、ロボット相撲大会2部門で優勝 次の目標は全国ベスト4

入賞した山形電波高メンバー

入賞した山形電波高メンバー

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山形電波高校(天童市清池東2)が9月24日、同校を会場に開かれた「全日本ロボット相撲東北大会」で高校の部の自立型とラジコン型の2部門で優勝した。

対戦風景

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 ロボット相撲は、富士ソフト(神奈川県横浜市)がロボットづくりを通して「ものづくり」の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に1990年より開催し、今回で29回目を迎えた。

ロボット力士は、幅・奥行き20センチ以内、重さ3キロ以内の規定内で製作される。自動的に動くコンピュータープログラムを内蔵した「自立型」と、手元のリモコンで操作する「ラジコン型」の2部門で競う。土俵に見立てた直径154センチ、厚さ5センチの鉄板の上でロボットが対戦し、相手を土俵から押し出し勝負を決めるもの。強力なモーター音とロボット同士がぶつかり合う激しい音が場内に響き、勝負は一瞬で決まる。

 高校生の部 自立型で優勝した同校電子機械システムコース3年の市川翔一さんは「山形電波工業の東北大会5連覇が懸かっていたので緊張した。優勝できてほっとしている。全国大会ではベスト4を目指して頑張りたい」と全国大会へ向け意気込みを見せた。

 全国大会は12月17日、両国国技館(東京都墨田区)で行われる。

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