山形にアウトドアカフェバー「グランピック」 来春にグランピング施設も

代表の長濱温子さん(右)、芳賀潮音さん(中)、安藤大輔さん(左)

代表の長濱温子さん(右)、芳賀潮音さん(中)、安藤大輔さん(左)

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 山形市新山に9月、グランピング施設併設のカフェバー「GLAMPiC(グランピック)」(山形市新山514)がオープンする。

DIYイベント参加者と共に改装工事を進める

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 若い世代や家族連れをメインターゲットに、アウトドアテイストのカフェバーと、県内では初となる「道具のいらない豪華なキャンプ」を意味する「グランピング」の施設開設を目指している。パートナーの移住がきっかけで東京から山形に移り住んだ長濱温子さんが代表を務める。

 国内外を旅するのが好きだという長濱さんは、ゲストハウスを造ることが夢だったという。「旅をする感覚で山形に来た。たまたま3000坪の裏山付きの物件を見つけたのでグランピング施設が造れたら面白いなと考えた」と話す。現在はパートナーで、内装の現場監督の経験がある芳賀潮音さん、大江町出身の安藤大輔さんと共に、カフェバーへの改装を進めている。

 「キャンプのいいところを手ぶらで味わえるグランピングのことを、カフェバーを入口にして知ってほしい。イベントを打って人が集まり交流する場にもしたい」と長濱さん。屋上には芝生を敷き、ウッドデッキを設置する。1年目は金、土、日、祝日のみ営業し、平日は裏山の開拓を進める。2年目以降は営業日を増やしていく予定だという。

 都心から来てまだ人脈も少ないという長濱さんは地元の人とつながろうと、改装の様子をSNSで積極的に公開したり、DIYイベントを定期的に開催し、参加者に手助けをしてもらっりしているという。8月に開催されたDIYイベントに山辺町から1人で参加した50代の女性は「SNSで知り、DIYに興味があったので参加した。和気あいあいとしていて楽しめた。本来ならお金を出して習わなくてはいけないようなことも教えてもらえるので、とてもいい経験になった。オープンが楽しみ」と期待を寄せる。

 カフェバーは9月中旬、グランピング施設は来年5月のオープン予定。

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