山形学院高校(山形市香澄町3)で6月13日、韓国の学生を招き「国際学生会議」が開かれた。
2004年から同校と姉妹校の関係にある京一(キョンイル)観光経営高校の生徒18人が来日し、プレゼンテーションやパフォーマンスを通し、同校生徒との交流を深めた。
歓迎会では、京一高校の生徒が一人一人自己紹介し、「おはようございます」と日本語で挨拶すると、会場からは大きな拍手が送られた。国際学生会議では、両校の生徒が自国や日韓の文化の違いなどについてプレゼンテーションを行った。このほか部活動の発表会や食物調理科の生徒による昼食の振る舞いなどが行われた。
同高3年の男子生徒は「思ったよりもみんなノリが良く、フレンドリーに接してくれて、韓国の文化にも興味が湧いた。いつか行ってみたい」と話す。京一高校の女子生徒は「昔から日本に興味があり、小学生のころから日本語を勉強していた。山形に来たのは初めてで、こんなに素晴らしいところだと初めて知った」と流ちょうな日本語で話した。
京一高校の生徒は4日間の日程で滞在し、生徒宅へのホームステイをはじめ、授業体験、サクランボ狩りなどを体験する。