2014年のJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、4年ぶりのJ1昇格を果たした「モンテディオ山形」を応援する和菓子「頂(いただき)」が完成した。
地元クラブを応援するために考案された和菓子「頂(いただき)」
同商品を考案したのは、「乃し梅本舗 佐藤屋」(山形市十日町3)8代目の佐藤慎太郎さん。高校時代からスタジアムに足を運ぶ熱狂的な「モンテサポーター」で、サポーターの間でもちょっとした有名人となっている。会社の経営を担う立場になってからは、なかなか試合に足を運ぶことが少なくなったという佐藤さん。それでも地元クラブを応援したいという熱い気持ちは変わらず、「自分にできることでモンテを支援したい」と、寄付できる和菓子の製造に至った。
餅粉の寒天とユズの香りの青い寒天を合わせて、クラブのカラーを表現した同商品。価格は1,000円で、うち200円をクラブの寄付に当てる。「あくまでも非公式商品として販売・寄付するため、お客さまからの信用がないと賛同してもらえないが、1月10日に初披露した際は用意した100本が2時間半で売り切れ、予想以上の反応に正直驚いた」と振り返る。
「和菓子としても魅力のある商品なので、サポーターの方はもちろん一般のお客さまにも購入していただき、これをきっかけに地元クラブに興味を持ってもらえたら」と佐藤さん。現在は追加生産中で、佐藤屋本店をはじめとする各店舗で販売する。