山形市の霞城公園そばに7月1日、ランニングショップ「Plus One」(山形市桜町6、TEL 023-665-5200)がオープンした。
米沢市でスポーツクラブ等を運営している合資会社TSI(米沢市万世町刈安、TEL 0238-28-1251)が開いた同店。代表の瀧澤孝次さんが長年トレーニングを指導する中で、「もっと機能的で体に負担の少ないランニングシューズが無いか」と探していたところ、知人からスイスのブランド「on」を紹介され、商品として取り扱うことを決めた。
同ブランドは、アキレスけんの慢性炎症に悩まされていたトライアスロンレーサーが「完璧なランニングシューズを作りたい」という思いから開発したシューズ。半円形の独立したソールが特徴で、他のランニングシューズと大きく異なる。試作段階では、水まきホースを輪切りにしたものを張り付けていたという。
海外ではランニングシューズとしての需要が高いが、国内ではそのデザイン性からタウンユースとして購入する人が多いという。同店ではレーサー、クラウド、クラウドサーファー、クラウドフライヤーの4タイプ約150足をそろえる。ランニング用のソックス「TABIO」も取り扱う。
スタッフの瀧澤華奈さんは「このシューズは日本ではあまり知られていないが、海外ではだいぶ浸透している。今年のリオ五輪にもこのシューズを履いて出場する選手がいるので注目してほしい」と話す。
営業時間11時~18時(土曜・日曜は19時まで)。