東北芸術工科大学(山形市上桜田3)で6月25日から、同大卒業生による「芸工大卒業生マルシェ」が開催されている。
同大卒業生で組織される「校友会」が今年で15周年を迎えるのを記念して企画した同イベント。会場は同大卒業生によるものづくりや飲食など49ブースが並び、多くの来場者で賑わっていた。
この日のために県外から出店している卒業生も多く、埼玉県でイラストレーターとして活動する卒業生のポストカードや絵本。栃木県で、竹細工工房を営む卒業生の作品など、普段県内では目にすることができない作品の数々も並ぶ。
天童市で陶芸作家として活動している布施猫笑店の布施拓朗さんは「自分のやりたいことを続けている卒業生の姿を学生に見せれる機会だと思う。色々な場所で活躍している卒業生達との交流も楽しい」と話す。
会期中は、キャンパス内の各施設を開放し見学可能にするほか、昨年度の卒業制作展で話題となった「書き時計」の展示などの関連企画も行う。
26日まで。開催時間は10時~16時。入場無料。