山形県内各所で週末、桜の開花が進み、市内の桜の名所は花見客でにぎわった。
約1500本の桜の木がある県内最大級の花見スポット、霞城公園(山形市霞城町)では4月10日までにソメイヨシノなどが五分咲き程度まで咲きそろい、園内の露店には人だかりができるなど、多くの花見客が訪れた。
同園では12日までにほぼ満開となっており、散り始めの時期まで続くライトアップも、夜桜を楽しむ客でしばらくにぎわいそうだ。
このほか、文翔館でもしだれ桜などが見頃を迎え、撮影する人の姿が目立っている。馬見ヶ崎川は一部つぼみが残るものの、週末には河川敷でバーベキューを楽しみながら桜を眺める人の姿があった。12日からはライトアップが始まり、こちらも散り始めの時期まで桜を照らす。
ウェザーニューズの発表によると、山形県内の満開は15日、桜吹雪開始日は18日を予想しており、今週末が花見のピークとなりそうだ。