JR山形駅前で11月20日、ワシやサイなど10体の動物のクリスマスイルミネーションの点灯式が行われた。
このイルミネーションは、山形市内にある東北芸術工科大学で美術工芸を学ぶ1年生10人名が、山形駅前大通り商店街振興組合の協力を得て制作したもの。2010年から制作が始まり今年で6年目になる。学生たちは、夏休み中から動物園へスケッチに出掛け、授業中も含め2ヶ月カ月をかけて制作した。この活動は同コースの指導教員と学生が工芸ならではの想像力や技術で地域に還元する機会を創出する試みとして行われている。
今回制作したイルミネーションは、山形駅前大通りの中央分離帯、およびタクシーロータリーに設置されている。
制作を担当した松田裕太郎さんは「初めてだったので、溶接部分が難しかった。通りがかる人にキャーキャー言ってほしい」、津村幸実さんは「大変というより、楽しかった。車のライトに負けないくらい輝いてほしい」と、それぞれ期待を込め語った。
点灯期間は来年1月中旬までを予定。