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山形で花笠まつり 参加数は過去最多

53回目を迎えた山形花笠まつり

53回目を迎えた山形花笠まつり

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 山形市中心部の目抜き通り(十日町角~七日町)で8月5日、「山形花笠(がさ)まつり」が開幕した。主催は県花笠協議会。

子どもたちの参加も増えた

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 53回目を迎えた今回は、7日までの開催期間中、過去最多の延べ165団体、約1万4600人が参加。初日の5日は51団体、約4800人の踊り手が花がさを手に街中を踊り抜けた。

 パレード前には市役所前で花笠太鼓保存会が花がさ太鼓の演奏を披露。祭りの3日間の安全を祈願した。山形伝統工芸御輿(みこし)もパレードの先陣を切って登場。昨年同市で開始された東北六魂祭でお披露目されたもので、市職員で結成される紅舞会の会員約110人が大きな掛け声で練り歩き、観客を沸かせていた。

 花笠舞踊団を先頭にパレードが始まると、色とりどりの浴衣や法被に身を包んだ踊り手が「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに踊りを披露。ミス花笠や同市出身で女優の渡部えりさんが中心となる「渡部えりと花笠を踊ろう会」はひときわ大きな歓声を浴びていた。今回は小中学生の参加者が増え、同会の清野伸昭会長は「子どもたちの参加が多くうれしい。踊り手も観客も目いっぱい楽しんでいただけたら」と語った。同会では3日間で約90万人の人出を見込む。

 最終日の7日は51団体、約4800人が参加する。開催時間は18時~22時。

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