山形で「フライヤーデザイン」講座 試作したフライヤーへアドバイスも

講師の大沼香さんの話に熱心に耳を傾ける受講者

講師の大沼香さんの話に熱心に耳を傾ける受講者

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 山形まなび館(山形市本町1)で4月15日、「見やすくてちゃんと伝わるフライヤーの作り方講座」が開かれた。

実際のフライヤーを基に「見やすいデザインの条件」を探った

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 県内でフリーのデザイナーとして活動する「chihaya*design」の大沼香さんが講師を務める同講座。当日は、農家や市職員、着物店店主、サロンオーナーなど、自店や主催するイベントのフライヤーを作りたいと参加した人から、フライヤーの制作経験は無いが「面白そうだから参加した」という人まで、業種や年齢、デザイン経験の異なる9人の受講者が集まった。

 大沼さんの自己紹介の後、参加者一人一人が、自身のプロフィールや講座に参加した理由、フライヤーを作る際の悩みなどを発表し、講座がスタート。大沼さんは、自身が手掛けたフライヤーを基に「見やすいデザインの条件」「初心者が陥ってしまいがちな失敗例」などについて解説した。「フライヤー作りは独学」という参加者の多くは大きくうなずきながら、熱心にメモを取っていた。

 講座の後半には、参加者が実際に制作したフライヤーを持ち寄り大沼さんがアドバイスを行ったほか、他の受講者からも質問や意見が上がった。

 東根市から参加した家具工房代表の芦野直之さんは「自分の作ったフライヤーを見せて、それに対してのアドバイスをもらえたことが一番参考になった。次回もぜひ参加したい」と話す。

 講師の大沼さんは「自分の作ったフライヤーや印刷物について客観的に見てもらいたい。講座では本当はデザイン的にどうなの?と参加者が思っていたことに対して、つっこんだアドバイスをしたことが喜ばれた。デザインに興味を持ち、意欲のある方々だったので、これからも定期的に開催してみんなで高めあう場にしていけたら」と話す。

 次回は今月22日18時30分から同会場で開くほか、21日14時からは山辺町の「あがらっしゃい」でも開催予定(メールで要予約)。

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