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モンテディオ山形のSDGsブースでワークショップ 太陽光発電を学ぶ

「親子で作って体験! SDGsワークショップ」の様子

「親子で作って体験! SDGsワークショップ」の様子

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 モンテディオ山形(天童市)と、クリーンエネルギー事業などを手掛けるチェンジ・ザ・ワールド(酒田市)が5月5日、NDソフトスタジアム山形(天童市)で「親子で作って体験! SDGsワークショップ」を開催した。

「親子で作って体験! SDGsワークショップ」の参加者と完成したソーラーフードドライヤー

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 2社は2月1日に「SDGsアシストパートナー」契約を締結。そのほかのパートナー企業らとともに、サッカーJ2モンテディオ山形のホームゲームでSDGsブースを常設する取り組みを進めている。同イベントはその一環として、子どもにもSDGsについて興味を持ってもらうことを目的に企画された。

 チェンジ・ザ・ワールドは、1ワットから太陽光発電所を分割購入することができるウェブサービス「スマホで買える太陽光発電所 CHANGE(チェンジ)」を2017(平成29)年7月に開始するなど、エネルギー問題に取り組んでいる。同イベントでは、山形県内に工場を構える段ボール製造の出羽紙器製作所(東京都)と同社が共同開発した段ボール製の「ソーラーフードドライヤー」を組み立てるワークショップを行った。

 同製品は、カットした野菜や果物などを段ボール箱内に設置し、乾燥フードを製造するもの。晴天時の屋外などに設置し箱内の温度を上昇させると同時に、取り付けられた太陽光発電パネルのエネルギーでファンを回転させ、湿気を含んだ空気を外に出し効率よく乾燥させる。イベントには事前に予約した山形県内在住の親子9組が参加し、製品の組み立てを通して太陽光発電の仕組みを学んだほか、完成した製品に絵を描きデコレーションした。

 小学生の息子と参加した男性は「SDGsという言葉だけ聞くと、まだとっつきにくい印象があるが、今回のようなイベントは身近に感じることができ良い機会だった。少しずつできることから始めていきたい」と感想を話す。

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