山形県内のスーパーなどで現在、「芋煮会セット」の販売・貸し出しが始まり、山形の秋の風物詩「芋煮会」シーズンが到来した。
県内のスーパーでは鍋、かまど、ござのほか、バーベキュー用コンロ、網、鉄板などの無料貸し出し(要予約)があり、道具を持っていない人でも「芋煮会」を楽しむ事ができる。薪(まき)の販売や芋煮に必要な食材のセット販売も行っている。
毎年多くの人が訪れる「芋煮会スポット」山形市の馬見ヶ崎川河川敷では、タープやござを設置し「芋煮会」をするグループの姿もみられた。定番の芋煮に好きな具材を入れ、オリジナルの芋煮を作るなど、それぞれの「芋煮会」を楽しんでいた。
9月18日は、今年で28回目を迎える「日本一の芋煮会フェスティバル」を開催する予定。直径6メートルの大鍋も会場に運ばれ、着々と準備が進んでいる。実行委員長の庄司さんは「30回目に向け、今年も来年も安全でおいしい芋煮を多くの人に提供したい」と話す。