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山形・しょうゆ店がボジョレ・ワインにあう「イクラ漬け」販売へ

いくらワインの醤油漬

いくらワインの醤油漬

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山形のしょうゆ製造販売メーカー「マルセン醤油」(山形県天童市東芳賀2、TEL 023-655-5070)が11月1日、「いくらワインの醤油漬」の予約販売受付を始めた。

「いくらワインの醤油漬」のパッケージ

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 11月19日のボジョレ・ヌーボー解禁日に合わせて発送する同商品。同社のだしじょうゆに、北海道・知床羅臼産イクラ、山形産アイスワイン、国産ハーブ「ディル」を使う。

考案した相田潤社長は、もともと地元の金融機関で働いていたが、妻の実家である同社に入社。しょうゆ、みそ販売を行っていたが、2011年、東日本大震災で納入先の多くが宮城県にあったため大きな打撃を受けた。その後、仲間と共同でラーメン店や、かき氷店も始めたが、本業のしょうゆを生かした商品を開発したいと考え、イクラのしょうゆ漬けを考案したという。

 商品開発は初めてだったという相田社長は、インターネットでイクラを扱う業者を調べ北海道まで行き直接交渉し、7~8社回って協力業者を見つけ商品化にこぎつけた。

相田さんは「山形には、昔からしょうゆにカツオだしや昆布だしなどを加えた、だしじょうゆの文化がある。今後もこれを生かした商品を考えていきたい。できれば、宮城県産食材を使って、被災地のお手伝いができれば」と話す。

価格は110グラム入り2瓶=3,240円。

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