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有松鳴海絞ブランド「suzusan」が山形・大沼に期間限定ショップ

有松鳴海地域に伝わる伝統技法で染色された「suzusan」の製品

有松鳴海地域に伝わる伝統技法で染色された「suzusan」の製品

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山形市の大沼デパート(山形市七日町1) 1階特設会場に11月11日、ファッションブランド「suzusan(スズサン)」の期間限定ショップがオープンする。

伝統の技を現代のファッションに落とし込む

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 同ブランドでは、愛知県名古屋市有松鳴海地域で400年以上の歴史がある伝統工芸品「有松鳴海(ありまつなるみ)絞り」の染色技法を用いた、ファッションやインテリア製品を展開している。製品は全て国内生産を貫き、20代の若手職人の育成などにも力を入れている。

 ドイツと有松を拠点に、同ブランドのディレクションを手掛けるデザイナーの村瀬弘行さんは、有松絞工房「鈴三商店」の5代目。一度はアーティストを志しドイツへと渡ったが、日本から離れ、あらためて家業や有松鳴海絞の類いまれな技術に気付いたという。その後自身でも絞りを学び始め、2008年に会社を設立し同ブランドを立ち上げた。

 現在では世界18カ国以上で販売されており、ラコステとのコラボレーションや、フランスを代表するラグジュアリーブランドのオートクチュールのコレクションに絞り生地を提供するなど、世界からも高い評価を得ている。

 東北地方でのポップアップ出店は今回が初めてで、ストールやセーターを中心とした衣類を展示販売する。期間中、会場では、職人による絞りの実演も行う予定。

 営業時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。今月16日まで。

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