山形市で10月5日、「山形まるごとマラソン」が開催される。
2013年に始まった同マラソン。3回目となる今回は、最多の5701人のランナーがエントリーした。ゲストには昨年に引き続き谷川真理さんと増田明美さんを迎える。
種目は21.0975キロメートルのハーフマラソン、5キロメートル、3キロメートルの3種目。同市総合スポーツセンター(山形市落合町1)をスタートとゴールとし、市街地をランナーたちが駆け抜ける。ハーフマラソンでは名物となった「芋煮坂」を抜けると一気に下り坂になるため、自己記録の更新が期待できるコースになっている。
コース途中には食べ物や飲み物を補給できるポイント「エイドステーション」があり、近隣の企業や団体、個人がそれぞれ私設エイドを設けてランナーを支援する。沿道では切れ目のない観客からの応援が続き、ランナーを声援で後押しするのも魅力の一つ。今年は7000人以上の観客が沿道に詰め掛けることが予想される。完走すれば名物の芋煮の振る舞いが行われ、参加者は走り切った満足感と芋煮の満腹感でいっぱいになるという。
同市スポーツ保健課の市川さんは「リピーターや県外の参加者が増えてきている。徐々にこのマラソンが浸透してきた証拠ではないか。今回も県外からのランナーが2000人以上エントリーしており、走りながら山形を堪能してもらいたい」と話す。
当日の交通規制は市街地を中心に8時~12時。競技時間は8時20分~11時35分。