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山形市で一箱古本市 歴史書から絵本まで

昨年の一箱古本市の様子

昨年の一箱古本市の様子

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 山形まなび館(山形市本町1)で10月10日、「一箱古本市」が開催される。

販売者の思い出が詰まった古本

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 2011年に始まり今年で5年目を迎える同イベント。出店者が自分の持っている古本を販売し、本を通して交流を深めることを狙いとしている。昨年は県内外から30店が出店し、延べ1000人の市民が訪れた。今年も30店の出店を予定しており、現在出店者を募集している。30店が集まり次第募集は締め切る。

 一つのブースは80センチ×80センチの小さなスペース。一つの箱に自分の本を並べ、思い出の詰まった古本を新しい持ち主に販売する。事務局の一ノ瀬さんは「昨年初めて出店された方は、自分の大切な本を面と向かって販売できるので楽しいと語っていた。今年も本を通してたくさんの交流が見られれば」と語る。販売される本は文庫本や画集、歴史書や絵本までジャンルはさまざま。大きい本を販売する人で20~30冊、多い人で100冊程度持ってくる人もいるという。

 当日は街なかにぎわいフェスティバル2015が開催され、多くの来場が予想される。一ノ瀬さんは「読書の秋なので、普段から本を読む人も読まない人も、本に触れてほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。出店者の参加費は500円。

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