プレスリリース

DXで働き方に変化。3位「有給取得が増えた」 2位「定時退社が増えた」 1位は?【3.15は在庫管理の日|2025年の崖、DXの効果を調査】

リリース発行企業:株式会社ZAICO

情報提供:

 株式会社ZAICO(本社:山形県米沢市、代表取締役:田村壽英)は、3月15日を「315=ザイコ(在庫)管理の日」として、在庫管理のDXが進んでいる企業の在庫管理業務担当者(現場層)115名と経営層109名、合計224名を対象に、在庫管理業務のDXに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。



- 01|DXにより、現場層の73.1%が残業時間を削減で、ワークライフバランス向上を実現
- 02|経営層の約7割が、DXは「人材不足に効果あり」と回答
- 03|経営層の6割強がDXは投資以上の効果を実感

本調査のダウンロードはこちら:https://www.zaico.co.jp/resources/research202503/

■調査概要
- 調査名称:在庫管理業務のDXに関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年2月18日~同年2月20日
- 有効回答:在庫管理のDXが進んでいる企業の在庫管理業務担当者(現場層)115名と経営層
109名、合計224名

※1|合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

■調査結果まとめ
 今回の調査では、在庫管理業務のDXが業務効率化だけでなく、従業員のワークライフバランスや働きがいの向上にも大きく寄与していることが明らかになりました。

 残業が減って定時退社が増え、プライベート時間を確保できるようになったり、新たなスキルが身に付いた、仕事に対するやりがいを持てるようになったなど、業務に対するモチベーションへのポジティブな影響を実感している人も多いようです。

 また、経営者目線からは、在庫管理DXによる業務の属人化解消や部門間連携の強化といった組織改善効果も報告され、6割以上がDXにかかった費用と同等以上の効果を得られたと実感しています。顧客からの信頼度向上や発注ミスの低減、全社的なデジタル化の推進に繋がったという回答もありました。
 「2025年の崖」を迎えるにあたり、在庫管理業務のDX化は費用対効果の高い施策として、多くの企業にとってますます重要な経営課題になると考えられます。

一方で、在庫管理DXにおけるハードルとしては「従業員の習熟に時間がかかった」という声が多く挙がりました。新たなシステムや運用フローをいかに現場に定着させられるかが、DXを推進する上での大きなポイントとなりえるでしょう。

※2|2025年の崖とは|経済産業省|日本企業のシステムの問題解決や経営改革がおこなわれなかった場合、2025年以降に最大12兆円/年の経済損失が生じるとする問題
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_01.pdf

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ZAICO」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.zaico.co.jp/


お知らせページはこちら:https://www.zaico.co.jp/2025/03/13/zaicoday-research/
■アンケート詳細
<現場層・経営層への共通質問>
■デジタル化以前の在庫管理業務における課題、「手作業による入力ミスが発生していた」や「在庫確認に時間がかかっていた」が上位
 「Q1.デジタル化以前の在庫管理業務において、どのような課題を抱えていましたか。(複数回答)」(n=224)と質問したところ、「在庫確認に時間がかかっていた」が58.8%、「手作業による入力ミスが発生していた」が53.6%、「棚卸作業に膨大な時間がかかっていた」が41.5%、という回答となりました。

Q1.デジタル化以前の在庫管理業務において、どのような課題を抱えていましたか。(複数回答)

- 在庫確認に時間がかかっていた:58.5%
- 手作業による入力ミスが発生していた:53.6%
- 棚卸作業に膨大な時間がかかっていた:41.5%
- 適正在庫数を把握できていなかった:40.6%
- 急な在庫問い合わせに迅速に対応できなかった:33.9%
- 適切なタイミングで発注できなかった:33.5%
- 月次の在庫報告に膨大な時間がかかっていた:29.9%
- 担当者不在時に対応できなかった:29.5%
- 部門間での情報共有に時間がかかっていた:24.6%
- その他:0.4%
ー需給予測との乖離
- 特に課題はなかった:10.3%
- 覚えていない:1.8%
- わからない:4.0%


■具体的なデジタル化の取り組み、「在庫管理システムを導入した」が62.1%で最多
 「Q2.在庫管理業務における具体的なデジタル化の取り組みについて教えてください。(複数回答)」(n=224)と質問したところ、最も多かったのが「在庫管理システムを導入した」で62.1%、次いで「受注・発注など在庫管理関連業務の自動化」が45.5%、「バーコード、QRコード、RFID読み取りによる在庫管理」が39.7%という回答となりました。

Q2.在庫管理業務における具体的なデジタル化の取り組みについて教えてください。(複数回答)

- 在庫管理システムを導入した:62.1%
- 受注・発注など在庫管理関連業務の自動化:45.5%
- バーコード、QRコード、RFID読み取りによる在庫管理:39.7%
- モバイル、タブレットによる現場のデジタル化:38.4%
- 他システム(ERP・生産管理など)と在庫管理システムを連携させた:35.3%
- AIやIoTデバイスなどによる在庫管理の自動化:29.0%
- その他:1.8%
ー人員を増やした
ーエクセル管理
ーECサイトの提供するものを使う
- わからない/答えられない:11.2%


<現場層への質問>
■73.1%が、デジタル化により残業時間の削減に成功。うち5割以上が月間平均「10時間以上」の残業削減
 「Q3.デジタル化によって、あなたの月間の平均残業時間はどのくらい削減されましたか。」(n=115)と質問したところ、「30時間以上削減」が9.6%、「20時間~30時間程度削減」が19.1%、「10時間~20時間程度削減」が24.4%、「5時間~10時間程度削減」が20.0%という回答となりました。
 7割以上が、在庫管理のデジタル化により残業時間の削減を実感しています。

Q3.デジタル化によって、あなたの月間の平均残業時間はどのくらい削減されましたか。

- 30時間以上削減:9.6%
- 20時間~30時間程度削減:19.1%
- 10時間~20時間程度削減:24.4%
- 5時間~10時間程度削減:20.0%
- ほとんど変化なし:14.8%
- あてはまるものはない:1.7%
- わからない/答えられない:10.4%


■デジタル化の効果として、約7割が「在庫確認がスムーズに完了するようになった」と実感
 「Q4.在庫管理業務のデジタル化後、具体的にどのような効果が得られましたか。(複数回答)」(n=115)と質問したところ、「在庫確認がスムーズに完了するようになった」が67.0%、「発注業務の効率が大きく向上した」が52.2%、「データ入力の手間が大幅に軽減された」が48.7%という回答となりました。
 また、Q1で課題として3番目に多く挙げられていた「棚卸」の作業時間についても、44.3%が「棚卸作業時間が半減した」と回答しています。

Q4.在庫管理業務のデジタル化後、具体的にどのような効果が得られましたか。(複数回答)

- 在庫確認がスムーズに完了するようになった:67.0%
- 発注業務の効率が大きく向上した:52.2%
- データ入力の手間が大幅に軽減された:48.7%
- 棚卸作業時間が半減した:44.3%
- 在庫の過不足がほとんど発生しなくなった:40.9%
- 報告資料の作成が短時間で完了するようになった:39.1%
- 他部門との情報共有がリアルタイムになった:38.3%
- 担当者不在時も通常対応が可能になった:28.7%
- その他:0.9%
ーまだ試行錯誤の段階
- 特に効果は得られなかった:2.6%
- わからない/答えられない:7.0%


■デジタル化後の働き方の変化、「突発的な残業が削減した」や「定時退社が増えた」など
 「Q5.デジタル化後、働き方には具体的にどのような変化がありましたか。(複数回答)」(n=115)と質問したところ、「突発的な残業が削減した」が45.2%、「定時退社が増えた」が40.0%、「有給休暇の取得日数が増えた」が37.4%という回答となりました。
 ワークライフバランスの向上に加え、35.7%が「新しい業務にチャレンジする時間が増えた」、33.9%が「他部門とのコミュニケーションが増えた」と回答するなど、3人に1人以上が業務におけるポジティブな変化を実感している結果となりました。

Q5.デジタル化後、働き方には具体的にどのような変化がありましたか。(複数回答)

- 突発的な残業が削減した:45.2%
- 定時退社が増えた:40.0%
- 有給休暇の取得日数が増えた:37.4%
- 新しい業務にチャレンジする時間が増えた:35.7%
- 休日出勤がほとんど発生しなくなった:34.8%
- 他部門とのコミュニケーションが増えた:33.9%
- 業務計画が立てられるようになった:31.3%
- その他:0.0%
- 特に変化はない:12.2%
- わからない/答えられない:7.8%


■50.4%が、デジタル化により「ミスを気にせず安心して仕事ができるようになった」と回答
 「Q6.在庫管理業務のデジタル化によって、あなたの仕事に対する気持ちはどのように変化しましたか。(複数回答)」(n=115)と質問したところ、「ミスを気にせず安心して仕事ができるようになった」が50.4%、「新しいスキルが身についた実感がある」が44.3%、「データに基づいて自信を持って提案できるようになった」が43.5%という回答となりました。
 従業員の精神的安定やストレス軽減、業務へのモチベーション向上にも、在庫管理のデジタル化が寄与していることが分かりました。

Q6.在庫管理業務のデジタル化によって、あなたの仕事に対する気持ちはどのように変化しましたか。(複数回答)

- ミスを気にせず安心して仕事ができるようになった:50.4%
- 新しいスキルが身についた実感がある:44.3%
- データに基づいて自信を持って提案できるようになった:43.5%
- より専門性の高い業務に集中できるようになった:40.0%
- プライベートの時間を大切にできるようになった:33.0%
- チームメンバーとより良いコミュニケーションが取れるようになった:32.2%
- 仕事にやりがいを感じるようになった:32.2%
- 将来のキャリアに希望が持てるようになった:24.3%
- その他:0.0%
- 特に変化はない:8.7%
- わからない/答えられない:6.1%

<経営層への質問> 
■約7割から、在庫管理業務のデジタル化は「人手不足の解消」に効果があったとの声
 「Q7.在庫管理業務のデジタル化は、「人手不足の解消」にどの程度効果がありましたか。」(n=109)と質問したところ、「非常に効果があった」が30.3%、「ある程度効果があった」が38.5%という回答となりました。
 人手不足の現場環境でも、在庫管理をデジタル化することで、多くの企業が業務を滞りなく進められるようになったことがうかがえます。

Q7.在庫管理業務のデジタル化は、「人手不足の解消」にどの程度効果がありましたか。

- 非常に効果があった:30.3%
- ある程度効果があった:38.5%
- あまり効果がなかった:9.2%
- 全く効果がなかった:0.9%
- 人手不足を感じたことがない:11.0%
- わからない/答えられない:10.1%


■デジタル化による組織の変化、「業務の属人化が解消された」や「部門間の連携が強化された」が上位
 「Q8.在庫管理業務のデジタル化により、組織にどのような変化がありましたか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「業務の属人化が解消された」が45.0%、「部門間の連携が強化された」が39.4%、「データに基づく意思決定が可能になった」が36.7%という回答となりました。

Q8.在庫管理業務のデジタル化により、組織にどのような変化がありましたか。(複数回答)

- 業務の属人化が解消された:45.0%
- 部門間の連携が強化された:39.4%
- データに基づく意思決定が可能になった:36.7%
- 人材の有効活用が進んだ:26.6%
- 従業員の定着率が向上した:22.0%
- セキュリティとガバナンスが強化された:22.0%
- その他:1.8%
ーリアルタイムで、在庫を把握できるようになった
ー在庫日数の低減と回転数
- 特に変化はない:21.1%
- わからない/答えられない:4.6%


■「顧客の信頼度アップ」や「全社的なデジタル化の推進に繋がった」などの変化も
 Q8で「特に変化はない」「わからない/答えられない」以外の回答をした方に、「Q9.Q8で回答した以外に、在庫管理のデジタル化によって生じた変化があれば、自由に教えてください。」(n=81)と質問したところ、「顧客の信頼度アップ」や「全社的なデジタル化の推進に繋がった」など56の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- 安心感が増した。
- 注文に対して即時対応が出来るようになった。
- 顧客の信頼度アップ。
- 業務の効率化に著しい効果がありました。
- 発注ミスが減った。
- 全社的なデジタル化の推進に繋がった。
- 時短による残業解消でプライベートな時間ができ、メンタル相談や業務ミスが軽減されている。


■デジタル化を進める上での課題、「従業員の習熟に時間がかかった」が30.3%で最多
 「Q10.在庫管理業務のデジタル化を進める上で、課題となったことを教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「従業員の習熟に時間がかかった」が30.3%、「データ移行に想定以上に時間がかかった」が25.7%、「初期投資コストが予算を超過した」が22.0%という回答となりました。

Q10.在庫管理業務のデジタル化を進める上で、課題となったことを教えてください。(複数回答)

- 従業員の習熟に時間がかかった:30.3%
- データ移行に想定以上に時間がかかった:25.7%
- 初期投資コストが予算を超過した:22.0%
- 既存業務との並行運用が困難だった:18.3%
- システムの不具合が頻発した:14.7%
- セキュリティ対策に苦労した:11.0%
- 社内の合意に時間がかかった:10.1%
- その他:0.9%
ーアップデート時のシステムなどの想定
- 特に課題はなかった:31.2%
- わからない/答えられない:6.4%


■デジタル化による投資対効果、6割以上が「導入費用と同等以上」の効果を実感
 「Q11.在庫管理業務のデジタル化による投資対効果について教えてください。」(n=109)と質問したところ、「導入費用を大きく上回る効果が得られた」が38.6%、「導入費用と同程度の効果が得られた」が22.9%という回答となりました。
 6割を超える回答者が、デジタル化にかけた費用と同等以上の効果を実感しています。

Q11.在庫管理業務のデジタル化による投資対効果について教えてください。

- 導入費用を大きく上回る効果が得られた:38.6%
- 導入費用と同程度の効果が得られた:22.9%
- 導入費用の半分程度の効果が得られた:12.8%
- ほとんど効果は得られなかった:5.5%
- まだ効果を測定できていない:8.3%
- わからない/答えられない:11.9%


本調査のダウンロードはこちら:https://www.zaico.co.jp/resources/research202503/

■シンプルな操作で「現場の負担」と「経営のコスト」を削減|zaico



zaicoは、在庫管理の現場負担と経営コストの削減を叶える在庫管理システム。

業務をより少なく、正確に。
機会損失やムダな在庫をなくして利益も向上。
それでいて誰もが使えるほどカンタン。

高い費用対効果を実現します。

詳しくはこちら:https://www.zaico.co.jp/
<zaico導入事例よりお客様の声・一部抜粋>
- アクラム様「zaicoを導入してからは、取り扱う在庫数が以前の5倍以上に増えているにもかかわらず、棚卸が年1回で済むようになりました。月に1回棚卸をしていた頃、夏の暑い時期は汗をダラダラかいて、フラフラになりながら長時間作業していました。それをしなくてよくなったのは、本当にありがたいと喜んでいます」
https://www.zaico.co.jp/casestudy/akuram/

- アドイン研究所様「zaicoを使うようになって精神的な負担がだいぶ減りました。情報管理の観点で安心できるようになりました」
https://www.zaico.co.jp/casestudy/adin-laboratory/

- 清田の森歯科様「以前勤務医として勤めていた病院で、『材料係』として在庫管理の担当に振り分けられた衛生士さんが、いつも残業していたんです。今はzaicoを使って、物品の仕入れコストも抑えつつ、スタッフの在庫管理に関する負担はほぼ0で業務を回すことができています」
https://www.zaico.co.jp/casestudy/kiyotanomori-dental/

- kimonoあんのん様「ピッキングって売れたものを集めているので、本来なら楽しい時間のはずなのに、zaicoを入れるまでは在庫を探すのが苦痛だったんです。今は商品を探す時間がすごく短縮されましたし、スキャンするのも楽しいです」
https://www.zaico.co.jp/casestudy/kimono-unknown/  

■会社概要
会社名 :株式会社ZAICO
設立  :2016年10月
代表者 :代表取締役 田村壽英
所在地 :〒992-0021 山形県米沢市大字花沢331番地
事業内容:クラウド在庫管理システム「zaico」の開発および販売
URL  :https://www.zaico.co.jp/

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース