山形市の霞城公園(山形市霞城町1)で4月10日、「霞城観桜会」が始まった。
旧山形城跡の霞城公園にある約1500本の桜の下、市民に風情ある花見をしてほしいとの思いから1991年に始まった同イベントは今年で25回目。同園敷地内の桜約200本を夜間ライトアップするほか、18日・19日にはイベントを開く。昨年は県内外から延べ約29万人が訪れ、今年も多くの花見客でにぎわうことが予想される。
18日は、「山めん寒ざらしそば献上式・賞味会」を開き、桜の開花と共に食べる風習が古くから続く「山めん寒ざらしそば(笹盆ざる 1枚600円)」が販売される。18日・19日は今回初めての試みとして、紙切り、南京玉すだれ、ガマの油売りなどの大道芸人が来場する。やまがた舞子も敷地内を歩き花見客と触れ合うほか、演舞「花のにぎわい」を披露も。ほかに、来場客に茶菓子を振る舞う大茶会(茶菓子が無くなり次第終了)などを開く。
同市観光物産課の長岡さんは「毎年恒例の観桜会。初の試みの大道芸をはじめ、さまざまなイベントを用意している。満開の桜と共に楽しんでほしい」と呼び掛ける。
ライトアップ点灯時間は18時~22時、今月29日まで。