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七日町の「じゃらんじゃらん」が20周年 自家焙煎コーヒー豆など提供

じゃらんじゃらんの朝倉さん夫婦

じゃらんじゃらんの朝倉さん夫婦

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 自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆やオーガニックフードなどを販売する「じゃらんじゃらん」(山形市七日町2、TEL 023-622-6883)が5月10日、20周年を迎えた。

じゃらんじゃらんの店内

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 山形県出身の朝倉寛さんと東京都出身の妻の英美さんが2002(平成14)年にオープンした。店名の「じゃらんじゃらん」はインドネシア語で「散歩」を意味する。寛さんは「私は海外向けゲームのデザイナー、妻は大手企業の事務や外資アパレルで接客の仕事をしていたが、2人の得意分野や海外経験を生かし、Uターンして輸入雑貨とコーヒーの店を始めた。2世代で通ってくださる方も多く、お客さんには本当に恵まれた20年だった」と振り返る。

 取り扱っている商品は、オープン当初から販売している自家焙煎のコーヒー豆、オーガニックやフェアトレードのチョコレートやオリーブオイル、蜂蜜などのナチュラルフード、インドネシアやタイ、ベトナムに買い付けに行った際に気に入ったアジアの食品などを販売している。20周年を記念し、スタジオヨシダラボ(山形市)とコラボした自家焙煎豆を練り込んだオリジナルコーヒービスコッティなども販売している。

 英美さんは「オープン当初から展開していたアジアン雑貨の販売は、現地での直接買い付けにこだわっているため、新型コロナウイルスの影響で現在は休止している。現在は、私たちも年齢的に興味が出てきた『健康と食』を考え、国内外の生産者やメーカーと直接会って仕入れたオーガニックフードなどの販売にも力を入れている」と話す。「実際に自分たちで食べて良かったもののみ販売しているので、自信を持って薦められるのも強み」とも。

 今後の展望について寛さんは「時代の変化に適度に対応することは大事だが、流行に流されずにぶれないことも意識していきたい。2世代、3世代で来てくれて家族の話も気軽にできるような店であり続けられれば」と話す。

 営業時間は10時~18時。木曜定休。

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