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山形の銘木店で「KEYAKI CAFE」-5メートルの1枚板テーブルでコーヒー振る舞いも

長さ5メートルを超えるケヤキの1枚板のテーブルでコーヒーを味わう来場者

長さ5メートルを超えるケヤキの1枚板のテーブルでコーヒーを味わう来場者

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 銘木店「アトリエ欅(けやき)」(山形市穂積124)で3月23日、コーヒーを飲みながら銘木を鑑賞する1日限定の「KEYAKI CAFE」が開催された。

カフェでは国産の天然スギをメーンに展示

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 天然の木材を身近に見る機会の少なくなった現代の生活環境で、天然ムク材に触れ合える機会を提供したいとの思いから、昨年8月に始まった同企画。当日は普段から木材置き場や作業場として使っているスペースに、長さ5メートルを超えるケヤキの1枚板のテープルを設置し、来場者にコーヒーを振る舞った。

6回目の開催となる今回は世界自然遺産屋久島の「屋久杉」や、日本三大美林の「天然秋田杉」、「吉野杉」、長い年月土中に埋まっていたという「神代杉」などの貴重な国産天然スギをメーンに展示を行った。

社長の町田至さんは「産地や育った環境によって、同じスギでもこんなに色や表情が異なる。天然のものは一つとして同じものが無いところが面白い」と話し、来場者に木の面白さや生い立ちを丁寧に説明した。

 来場者たちは「林業の衰退を憂慮しており、こうした木材に触れるイベントはぜひ継続してほしい。屋久杉の木目のち密さに驚嘆した」などと話していた。

 町田さんは「引き続き『銘木』という日本の美意識を守るべく、良質の無垢の木材を紹介、提供していきたい」と話す。同イベントは今後も奇数月の23日に開く予定。

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