車両を使った移動販売の出店拠点「クラウドスクエア北町」(山形市北町1)で3月11日、第5回プレオープンイベントが始まった。
ガソリンスタンド跡を活用した同所を手掛けるのは、アメリカ製のキャンピングカーを使い、フードやスイーツ、ドリンクなどを販売するフードトレイラー「CLOUD19(クラウドワンナイン)」と「CLOUD27(クラウドツーセブン)」を運営する「クラウドモビリティ山形」。
ゼネラルマネージャーの川田和義さんは「新型コロナウイルスの影響で移動販売車の出店場所が激減した。以前から、この場所はCLOUD19と27のベース基地として利用していたが、同じように移動販売を行っている人の力を結集することで業界を盛り上げていきたいと考えた」と話す。
期間中、クレープを販売する「spica」、パスタやドリンクなどを販売する「miging cafe」(12日~13日のみ)、キーマカレーやシチューボウルを販売する「春まちカフェ」(12日のみ)、チキンオーバーライスやスイーツなどを販売する「CLOUD19」(11日・13日のみ)、移動カフェの「CLOUD27」(12日のみ)が出店する。
川田さんは「今春グランドオープンを予定している。住宅や店舗が並ぶ街の一角という立地を生かし、地域活性につなげたい。プレオープンの反応はよく、ある程度広い場所でソーシャルディスタンスを保(たも)てる屋外のメリットも理解いただいている」と話す。「キッチンカーに限らず、雑貨店や生花店など幅広いジャンルの出店に期待したい。ワークショップ開催などもできたら。気軽にお越しいただける場所に育てていきたい」とも。
開催時間は11時~17時30分。3月13日まで。問い合わせはクラウドモビリティ山形(TEL 023-616-6720)まで。