山形の観光文化交流センターまなび館(山形市本町1)で3月21日、「山形まなび館 コスプレフェスティバル2015」が開催された。
昨年夏、コスプレファンからの要望で始まった同イベント。4回目となった今回は、県内外からコスプレファン約200人が集まった。同施設が旧校舎を改装した建物ということもあり、制服姿などを写真に収めようと思い思いのポーズで撮影を行っていた。コスプレを専門に楽しむ人や撮影を専門に楽しむ人が参加し、それぞれの趣味を共有し楽しんでいた。
今回初めて参加したという参加者のひとりは「コスプレの醍醐味(だいごみ)は非日常であるということ。普段の自分から変身できるのが楽しい。同じ趣味を持つ人との交流が広がり良かった」と話す。福島県から来た参加者は「旧校舎を使用できるので、制服が好きなコスプレファンには人気がある。気兼ねなく自由にやらせてもらえるイベントはなかなかないので参加して良かった」と振り返った。
同館の一ノ瀨絹子さんは「今後は街中のほかの施設とも協力し広げられれば。参加者の意見も取り入れながら山形市を巻き込むイベントにしていきたい」と意気込む。