シンガー・ソングライターのあがた森魚さんが10月22日、東ソーアリーナ（山形市蔵王松ケ丘2）で「『浦島2020』発売記念ライブ」を行う。

昨年12月に発売したアルバム「浦島2020」

　あがた森魚さんは北海道出身で1972（昭和47）年に「赤色エレジー」でデビュー。シンガー・ソングライターのほか、映画監督や俳優としても活動してきた。東日本大震災以降は、毎年1枚以上のアルバムリリースを続け、昨年までの10年間で発売したアルバムは合計14枚になる。

　今回のライブは、アルバム「浦島2020」の昨年12月の発売を記念して、WWW X（東京都渋谷区）と東ソーアリーナの2カ所で行う。山形公演には、キーボードのホッピー神山さんなど、同アルバムに参加したミュージシャンが出演するほか、ゲストに山形県出身のシンガー・ソングライターでウクレレ奏者やギタリストとしても活動する山口岩男さんを招く。

　あがた森魚さんは「今回は東京と山形のみのライブで少し緊張する。このメンバーでの空間や音楽性を表現できればと思うがそれが難しい。とにかく楽しくやれれば」と話す。「いろいろな時代が行ったり来たりするが、楽しく自分らしく乗り越えていきたい。来年以降もまだ大変かもしれないが、僕もいい音楽をできるように心掛けたいので、みなさんにも楽しい日々を送ってほしい。その象徴がこのライブになれば」とも。

　19時開演。チケットは、プレミアム指定席（おみやげ付き）＝8,000円、一般自由席＝5,000円、学生自由席＝2,500円。ライブ配信も予定する。問い合わせは東ソーアリーナ（TEL 023-689-1166）まで。