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山形・文翔館や御殿堰で竹あかりイベント 東北絆まつりの一環

文翔館にともされた竹あかり

文翔館にともされた竹あかり

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 イベント「絆の火を灯(とも)す! 竹あかりプロジェクト」が5月22日・23日、県郷土館「文翔館」前広場(山形市旅篭町3)と「水の町屋 七日町御殿堰(ぜき)」(山形市七日町2)で行われた。

点灯式で行われたストリートピアノ演奏の様子

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 同日に開催された「東北絆まつり」の一環。昨年、高校生や専門学校生、大学生らで発足した「東北絆まつり学生チャレンジプロジェクト」がプロデュースした。

 竹に穴を開けあかりをともす竹あかりを飾るプロジェクトは2016(平成28)年に発生した熊本地震後に復興のシンボルとして全国に広まった。同イベントでは、米沢市を拠点に活動する「夢プロジェクト『竹あかり×ゆき×祈り』」と、竹あかりのプロデュースを行う「ちかけんプロダクツ」(熊本県南関町)が協力した。

 22日には点灯式が行われ、山形市在住の高校3年生でユーチューブやツイッターでピアノ演奏動画を配信しているSyugo(シュウゴ)さんが、会場に設置されたストリートピアノで2020年のヒットソングメドレーや「花は咲く」などを演奏した。Syugoさんは演奏を終え「竹あかりと文翔館という神秘的な空間で気持ちよく演奏できた。暗いニュースが多いが、絆やつながりを大切に優しい気持ちになれるよう祈りを込めて演奏できた」と話す。

 同イベントは2日間で約2000人(主催者発表)が来場した。友人と訪れたという山形市在住の30代男性は「竹あかりは初めて見たが、細かく装飾されきれい。文翔館や御殿堰の景色と合わさり、とても幻想的で雰囲気がよく素晴らしい。ストリートピアノの演奏は知っている曲もあり楽しめた」と話す。

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