山形市七日町に設置されている、山形県内の観光地が描かれた案内板をテーマにした「#ブロンズ案内板 フォトコンテスト」が4月24日、始まった。
ブロンズ案内板は、文翔館(旧山形県庁)や山形市郷土館(旧済生館本館)などの山形県内の観光地が描かれた案内板で、山形の伝統工芸の一つ「山形鋳物」で作られている。七日町商店街振興組合が1989(平成元)年、七日町大通りに50枚を設置した。同イベントは、より多くの人にブロンズ案内板を知ってもらうことを目的に、山形市中心市街地でまちづくり事業に取り組む山形まちづくり株式会社が企画した。
応募方法は、インスタグラムで同社の公式アカウント(@ymgt_machi)をフォローしたうえで、七日町大通りに設置されたブロンズ案内板と、描かれている観光地の写真の計2枚を、ハッシュタグ「#ブロンズ案内板」「#七日町商店街」を付けて投稿する。過去に撮影した写真でも応募できるが、応募者本人が撮影した写真に限る。1投稿につき1カ所分の投稿で、投稿回数に制限はない。選考により最優秀賞(1人)を選び、「いいね!」数上位3人に優秀賞を贈る。
同社常務の下田孝志さんは「七日町にブロンズ案内板があることを知らない人はまだ多い。ブロンズ案内板を探しながら、ゆっくりとまち歩きしていただくことで、普段は気が付かない新たな発見もあるかもしれない。街の楽しみ方を提案していきたい」と話す。
募集は5月23日まで。