うどん店「つんつるてん」(東根市羽入、TEL 0237-48-6600)が1月、オープン1周年を迎えた。
東北中央自動車道・東根インターチェンジ近くに昨年1月6日にオープンした同店。山形県出身で、東京や山形の日本料理店などで働いてきた菅政樹さんが経営する。
菅さんは「山形はラーメン店やそば店は多いが、うどん店は少ない。さまざまな味付けやトッピングとの相性がよいことがうどんの魅力。おいしいうどんを食べてもらいたいと思い、本場の香川県で学び店をオープンした」と話す。
うどんには、名水百選にも選ばれている「小見川」の水と、山形県産小麦粉を使う。東根市大富地区で栽培されているワサビを生かしたメニューや、地元で収穫した季節食材の天ぷらも用意する。店名は、ワサビを連想させる「つん」、うどんの「つる」、天ぷらの「てん」から名付けた。
新型コロナウイルスの影響で昨年4月から、当初は予定していなかったという、丼などのテークアウトメニューも販売している。菅さんは「とても大変なタイミングでオープンし必死だったが、常連になってくださるお客さまもいて、たくさんの人に助けていただいた1年だった。少しずつメニューも増やしていき、お客さまの笑顔が絶えない店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時~14時、17時~21時。火曜定休。