酒田市出身の歌手・白崎映美さんが10月2日・16日、異なる2つのユニットでCDを発売する。
音楽バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」のボーカルとしてメジャーデビューした白崎さんが現在活動する2つのユニット、「白崎映美&白ばらボーイズ」と「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」でそれぞれCDを発売する。
「白崎映美&白ばらボーイズ」は初のCD「群衆」を10月2日に発売。白崎さんの出身地である酒田市のグランドキャバレー「白ばら」を盛り上げるために2013(平成25)年に結成したユニットで、白崎さんをはじめミュージシャンや役者ら8人で構成されている。収録曲は白崎さんが酒田弁で新たに歌詞をつけたシャンソンの代表曲「群衆」を含め3曲。
白崎さんは「酒田弁とフランス語のイントネーションは似ているので、耳に心地よい言葉の面白さも楽しんでもらいたい。歌詞は原曲を忠実に酒田弁で訳したので、意味にも注目して聞いてほしい。来年の3月には、白ばらでのライブを予定しているので、これを機にお店にも足を運んでもらえれば」と話す。
「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」は東日本大震災を機に2013(平成25)年に「白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ」として結成。2015(平成27)年に現在のユニット名に改名した。10月16日に発売される、5年ぶり2枚目となるCD「あほんだら」には、表題曲や本作のために書き下ろした新曲「風のおはなし」など全7曲を収録する。11月24日には、フランクロイドライト(山形市七日町4)でライブを予定している。
白崎さんは「東京暮らしの方が長くなったが、地元に戻ると方言全開になる。私らしくいられる場所に住んでいる人たちに音楽をお届けできるのがうれしい。ライブなどでお会いできるのも楽しみにしている」と話す。