「第4回居合道演武会」が9月8日、熊野居合両神社(村山市林崎)で行われた。
村山市は、居合道の始祖として知られる林崎甚助重信(はやしざきじんすけしげのぶ)の生誕地。演武会には、地元の夢想神伝流(むそうしんでんりゅう)をはじめ、東京や神奈川、兵庫など全国各地から9流派10道場が参加し、約40人が日頃鍛えた技を披露した。
村山市立楯岡小学校の居合道クラブも4~5年生7人が演武を披露。今年から居合道を始めたという5年の鈴木絆さんは、「天気が良くてとても暑かったが、刀はしっかりと抜けうまくできたと思う。6年生になっても続けていきたい」と笑顔を見せる。
無雙直傳英信流居合兵法(むそうじきでんえいしんりゅういあいへいほう)のトーマス・ジーベアトさんは1人で演武を披露した。「村山市には初めて来た。今日は1人での演武で緊張したが、居合の聖地で演武会に参加でき良い経験になった」と感想を話す。
村山市では、居合道について学べる体験プログラムも行っている。問い合わせは村山市観光物産協会(TEL 0237-53-1351)まで。