山形出身で広島交響楽団コンサートマスターの佐久間聡一さんと、山形交響楽団メンバーによるコンチェルト・リサイタルが3月27日、山形市民会館で行われる。
佐久間さんによると、山形交響楽団メンバーとは以前から親交があり、お互いの演奏会に出向いたり、山形交響楽団チェロ奏者の渡邊研多郎さんとは一緒に演奏したりする仲という。今回の演奏会は佐久間さんが合奏の企画を申し込んだところ実現した。「コンチェルトは協奏が求められる。言葉ではなく音楽で親交を深めたいと思いお願いした」と佐久間さん。
当日は、山形交響楽団からバイオリン奏者に、首席コンサートマスターの犬伏亜里さんとアシスタントコンサートマスターの平澤海里さん、ビオラ奏者に首席の山中保人さん、チェロ奏者に渡邊研多郎さん、コントラバス奏者に柳澤智之さんを招く。
佐久間さんは「コンチェルト2曲というのはめったにないため、技巧的な華やかさときらびやかな歌、それをみんなで作るところを聴いてほしい。あまり音楽を知らない人、若者にもぜひ聴いてほしい」と来場を呼び掛ける。
18時30分開場、19時開演。チケットは、一般=3,500円、大学生以下=2,500円。問い合わせは事務局(佐藤さん、TEL 090-8782-0891)まで。