演劇ユニット「弍十壱鶴堂(にじゅういっかくどう)」の旗揚げ公演「県立山形弍十壱高校定時制 ~救えない奴らが学校を救う!?~」が4月6日、山形市中央公民館ホール(山形市七日町1・アズ七日町6階)で行われる。
同ユニットは鶴英里子さんが、舞台表現のジャンルにとらわれず、「その時々にやりたいことをやりたい人と思いっきりやる!」をコンセプトに立ち上げた。公演ごとに出演者は流動的で、旗揚げ公演には7人が出演。メンバーは、今年1月から週1回のペースで稽古を重ねている。鶴さんは「演劇をはじめ、ダンスや合唱団などで活躍してる方が集まっているので、演出をしていても表現方法のアイデアが豊富に出てくる」と話す。
旗揚げ公演は、学生時代を山形で過ごし、現在は東京の劇団で活動する原田和真さんが脚本を書き下ろした。突然、廃止を告げられた定時制高校を舞台に、生徒たちの奮闘をコメディーで描く。
鶴さんは「来てくださった方に大声で笑っていただけるような時間にしたい。面白いものを作り上げ、それを見るために山形に来ていただけるようになりたいと思う」と意気込む。
13時30分開場、14時開演。入場料は一般=2,000円、高校生以下=1,000円。チケットの予約、問い合わせは弍十壱鶴堂(TEL 090-2363-3628)まで。