1月17日の山形大学の定例会見で山形大学サリバンディ部が「第8回日本学生フロアボール選手権大会」男子の部で連覇したことをキャプテンの丹野鴻洋さんが報告した。
フロアボールは、スウェーデン発祥の室内ホッケー競技。1チームはゴールキーパーを含め6人で構成する。長さ約1メートルのスティックを使い、プラスチック製ボールを相手チームのゴールに入れた得点で勝敗を競う。山形大学では、フィンランド語でフロアボールを意味する「サリバンディ部」の名前で2004年に設立され、現在男女合わせて約70人が所属している。
2018年12月22日・23日に駿河台大学体育館(埼玉県飯能市阿須)と稲城市総合体育館(東京都稲城市長峰1)で開催された今大会には山形大学のほか、国士舘大学、仙台大学など6大学が出場。山形大学は女子の部で予選リーグ敗退だったが、男子の部は予選リーグを1位で突破し決勝へ駒を進め、駿河台大学との決勝戦で延長試合の接戦を制し優勝した。キャプテンの丹野さんは、最優秀選手に選ばれた。山形大学からの最優秀選手選出は2年連続。
丹野さんは「前年度優勝チームとしての重圧もあったが、チームメイトの助けのおかげでここまで来ることができた。女子チームは良い結果にはならなかったが、意欲的に練習をしており男子も影響を受けた。来年はアベック優勝を目指したい」と意欲を見せる。