山形市中心部の目抜き通り(十日町角~七日町)で8月5日、山形の夏の風物詩「山形花笠(がさ)まつり」が開幕した。
今年で54回目を迎えた花笠祭り。今年は3日間の日程の中で、過去2番目に多い1万3904人(8月5日現在)の踊り手が参加する。参加団体数は過去最高となった昨年同様、165団体に上り、そのうち20団体が初出場となった。
昨年は3日間で約98万人の来場があったという同祭。今年も会場には県外からのツアー客のほか、浴衣姿の地元住民など多くの観覧客が詰めかけた。
パレードでは多彩な衣装に身を包んだ踊り手たちが、「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに踊りを披露。ストリートダンス風にアレンジした踊りや大きな手作りの山車など、団体ごとに工夫を凝らした演出で来場者を楽しませた。
初日はお笑い芸人の「テツ&トモ」や、なでしこジャパン元監督の佐々木則夫さんなどがパレードに登場し会場を沸かせた。6日は56団体4677人、最終日の7日は56団体4380人の踊り手が山形の夏を盛り上げる。
開催時間は18時~21時30分。今月7日まで。