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山形で5年目のキャンドルナイト 復興への祈り込め

市民参加者が書いた被災地へのメッセージ

市民参加者が書いた被災地へのメッセージ

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 文翔館(山形市旅篭町3)で3月11日、東日本大震災への追悼と復興への祈りを込めたキャンドルナイトが開催された。

文翔館にともる大きなハートと311の文字

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 避難者支援に携わるNPOやボランティア団体、 県や市町村などでつくる実行委員会が主催する同イベントは、震災の翌年から始まり今年で5回目。

 議場ホールで行われたオープニングセレモニーでは、吉村美栄子山形県知事が「3.11を決して忘れてはいけない。一人でも多くの人が、少しでも笑顔になることが大切」と話したほか、福島県から山形市内に避難し5年目となる後藤さん家族が「山形の優しさを忘れずにいたい」と感謝の言葉を語った。

 会場では指揮者の飯森範親さん、バイオリニストの鈴木舞さんをゲストに招き、山形交響楽団が追悼と復興への祈りの演奏を披露。参列全員で黙とうをささげた。

 雪が降りしきる中、広場には多くの市民が集まり、会場で作ったキャンドルに火をともした。大きなハートの形と「3.11」の文字をかたどったガラス瓶には「前へ進もう」「忘れない」など、それぞれが被災地への祈りのメッセージを託した。

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