山形県内でも有数の豪雪地・真室川町の秋山スキー場(最上郡真室川町)で2月27日・28日、「ホワイトアスロン2016」が開かれる。主催は真室川町観光物産協会。
初開催となる同大会は冬場の交流人口の増加を目指して考えられた企画。交流人口の減少の原因となる雪を逆手にとって、魅力に変えていこうというもの。競技は5種類。踏み俵を履いて走る「踏み俵リレー走」、コースを走りゴール地点に設置されたフラッグの獲得点数を競う「スノーフラッグ」、ゲレンデコースをかんじきと肥料袋で往復し走破時間を競う「かんじきヒルクライム&けっつぞり」、コースを走り、雪玉を的に当てた後、同一コースを走り走破順位を競う「雪玉的あて」、綱引きを行う「雪上綱引き」。踏み俵やかんじきなど、昭和50年ごろまで用いられていた道具を使って競技を行う。
大会の企画・運営に関わる真室川町の地域おこし協力隊員・梶村勢至さんは「昔の雪暮らしを体感していただき、参加者の方と雪の楽しい一面を共有したい」と話す。
大会への参加は1チーム5人。個人での参加も受け付けている。参加料は1チーム3,000円、個人参加は600円。申し込みは公式ホームページから。