穂積繊維工業(中山町大字柳沢542)で1月29日、ショールームオープンを記念した企画展「トガセマコトのコトツギアイ展」が開催される。
1947(昭和22)年に創業し、麻やウールを素材にした家庭用ラグや、オーダー絨毯(じゅうたん)の製造販売を手掛ける同社。昨年11月に自社工場の一角を改装して新設したショールーム「ユルリハナスタジオ」は、同社製の麻のマットを一部にあしらった地元作家とのコラボ家具などを展示している。
ショールーム完成後初となる同展では、山形市でニットクリエーターとして活動している栂瀬真さんが実演販売を行う。3日間、出張アトリエ形式で作家本人がニットを編みながら来場者と交流を図るほか、帽子、手袋、マフラーなど約40点の作品を販売する。
期間中、「ラブリーニット」と題したドレスコードを設定している。栂瀬さんは「手持ちのお気に入りニットや、手作りのニット製品を身につけてきてご来場いただき、そのニットへの思いも一緒に持ってきてもらえれば」と話す。
このほか、工場見学も受け付けており、普段は見る事のできない絨毯の製造工程を一般に公開する。
開催時間は10時~18時。1月31日まで。