山形市の蔵王温泉スキー場で12月5日、スキー場開きが行われ、オープンを待ちわびたスキーヤーらが雪の感触を楽しんだ。
雪不足でオープン時の滑走が危ぶまれたが、2日前からの降雪により積雪は30~60センチとなり当日は滑走可能となった。滑走可能なのは、上の台、中央、ユートピア各ゲレンデの一部。
式典にはスキー場関係者をはじめ約300人が参加。上の台ゲレンデで安全祈願祭を行い、同温泉のキャラクターじゅっきーくんと地元の子どもたちがくす玉を割り、蔵王大天狗(てんぐ)や地元の小中学生、インストラクターらが滑り初めを行った。
同スキー場関係者で、日帰り温泉を経営している斎藤さんは「今シーズンは、2時間・3時間券、シーズン20時間券、中学生・高校生料金などさまざまなニーズに応えられるようなリフト券を新設した。スキーやスノーボードを楽しんで、温泉で温まってほしい」と話す。