山形市七日町に11月11日、身体のバランスの調整や子どものスポーツ塾を中心とした「整e処(ととのえどころ)」(山形市七日町1、TEL023-679-5820)がオープンした。
筋肉に負荷をかけるトレーニングや整体とは違ったアプローチの体調管理を行う同施設。代表の小金澤栄さんは元スピードスケートの選手で、1992年に山形で開催されたべにばな国体を機に山形へ移住し、その後市役所職員として勤務しながらスピードスケートの指導をしてきた。一般の人にもっと健康になってもらい、運動してもけがをしない方法や運動の楽しさを知ってほしいという思いから、市役所を退職して同施設を開いた。
施設の中心となるのは、ストレッチマシンを使った身体のバランス調整。人は利き腕や利き足がある時点でバランスが乱れており、その乱れを直さずに筋力トレーニングなどをすると良い効果が得られないという。肩こりやストレスの解消にも効果が期待できるという。
子どものスポーツに必要な基本動作を教える「スポーツ塾」や、小金澤さんが指導する「スピードスケート選手育成コース」も用意し、「シミュレーションゴルフ」の設備もある。
小金澤さんは「競技スポーツをしている人から市民ランナー、高齢者やサラリーマンまで全ての人に必要な身体のバランス調整。運動のパフォーマンスを上げ、肩こりの緩和にも効果が期待できる。仕事のお昼休み時間にスーツを着たままでもできるので、一度体験してほしい」と話す。
営業時間は12時~20時30分(土曜・日曜は10時~18時)。火曜定休。