山形・嶋南のモデルハウス（山形市嶋南2）で10月25日・26日、地元作家の雑貨や食品を販売する「柿市（こけらいち）」が開催される。運営は鎌田工務店（山形市南館2）。

　新築物件オープン時に開く同イベントは、新築した劇場などで初めて行われる興行を意味する「こけら落とし」になぞらえて「柿市（こけらいち）」と呼んでいる。

「アートによる復興支援」をテーマに、震災以後1年に2回開いてきた同販売会は毎回売り上げの一部を東北復興支援機構に寄付している。スープやスイーツなどの食品から、インテリア、雑貨、食器などの日用品まで、2日間で合わせて40組の出展者が2棟のモデルハウス内で販売会を開く。

　同社企画室の清水尚子さんは「『衣・食・住をトータルで提案する』という当社のコンセプトが柿市の企画につながっている。他にはない新しい試みに挑戦したい」と話す。

　開催時間は11時～16時。