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「山形国際ドキュメンタリー映画祭」開催迫る 1週間で160作品上映

前回の映画祭の表彰式の様子

前回の映画祭の表彰式の様子

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 山形市中央公民館(山形市七日町1)をメーン会場に10月8日から1週間、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が開催される。主催は認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭。

前回の大賞発表

 1989年に山形市制100周年記念行事として始まった同映画祭は2年に1度開催され、今回で14回目。山形市中央公民館を中心に市内10の会場で上映する。公募部門は2つで、世界の最新のドキュメンタリー映画を上映する「インターナショナル・コンペティション」とアジア地域の若い才能を紹介する「アジア千波万波」があり、合計で124の国と地域から過去最多の1874本の作品の応募があった。期間中にはこの2つの部門のほかラテンアメリカ特集の作品やアラブ地域に注目した作品など、合わせて160本の作品が上映される。

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 コンペティション部門には116の国と地域から1196作品の応募があり、評論家や研究家、市民らによる選考委員によって厳選された15作品が上映され、審査員によって大賞の「ロバート&フランシス・フラハティ賞」が選ばれる。今回は戦争、貧困などの厳しい環境下で生きる人々を追った作品や女性の生き方に焦点を当てた作品が多く並んだ。唯一の日本作品は三上智恵監督の「戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み」で、沖縄県の辺野古基地建設の抗議活動に参加する85歳の女性を追った内容。

 アジア千波万波部門には59の国と地域から678作品の応募があり、20作品が上映され最高賞の「小川伸介賞」が選ばれる。中には同音楽祭が処女作になる若手作家や監督などもおり、若々しい作品が数多く楽しめる。

 事務局の黄木さんは「山形のみならず、海外からたくさんの来場が毎年あり、老若男女、幅広い方に楽しんでいただける映画祭。近年では学生など若い人が多く見られ、大変うれしい。多くの方に見に来てもらい、いま旬のドキュメンタリー映画を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~23時30分。料金は、1回券=前売り1,100円、当日1,300円、3枚つづり=同2,700円、同3,200円、共通鑑賞券=同1万1,000円、同1万3,000円など。前売り券はコンビニエンスストアや映画館、書店など、当日券は各会場で販売する。8日18時~20時には山形市中央公民館で開会式が開かれる。入場無料。